国語(現代文)での心情を問う問題の考え方

こんにちは。
すっかり秋ですね。最近は息子との散歩を楽しんでいる久留米校の牛島です。

中学受験、高校受験、大学受験を問わず、物語文で登場人物の心情を問う問題がよく出題されます。今日はそのような心情を問う問題の考え方についてお話します。

①登場人物になりきらない

間違った考え方として、「登場人物になりきる」というものがあります。自分が登場人物になりきって自分だったらどう感じるか、と考えるというものです。人によって感じ方は変わるので自分勝手に気持ちを考えては解答もたくさん存在することになってしまいます。国語では、本文の中にヒントがたくさん隠れています。そのヒントを使ってあくまで第三者の視点で解答を考えるのが重要です。

②登場人物の置かれた状況を確認する

人は置かれた状況によって感じ方は変わるものです。例えば、お父さんが単身赴任でなかなか会えなくて寂しい、好きな子から告白されて嬉しいなど、その人物がどのような状況に置かれているかを確認します。ここからどのように心情が変化していくかを追いかけていきます。また、ほかの登場人物との関係性についても確認しておくとよいでしょう。

③心情が変化するきっかけを捉える

登場人物の心情を問われる問題では、心情の変化に重点を置いて答えるのが基本です。そこで重要になるのは何がきっかけで心情が変化するかということです。最大の要因は他人の言動です。ある登場人物の心情を問われているからといって、その人物の言動ばかりを追っては心情の変化を掴めません。むしろ、その人物以外の言動を追いかけることが重要になります。他人から何をされたか、どんな言葉を投げかけられたかを中心にみていきましょう。

④心情の変化は言動に現れる

何かがきっかけで心情が変化すると、心情の変化がその人物の言動に現れる場合があります。例えば、誰かの言葉を聞いて、「肩を落とす」という動作をしたとすると、がっかりしたということが読み取れます。

⑤情景描写から心情を読み取る

天気や場所などの情景描写からも心情を読み取ることができます。天気が晴れから曇りに変わるという描写で気持ちがマイナスになることが分かります。

⑥まとめ

心情を読み取る問題では、「ほかの登場人物の言動→心情の変化→言動の変化」という流れを意識しておくことが大切です。記述問題で字数が多い場合は、この心情の変化の過程をまとめることで解答のベースが出来上がります。さらに、登場人物との関係や情景なども踏まえて答えるとより良い解答を作ることができるでしょう。

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