『理科』って将来の役に立たないの?

こんにちは。
熊本校の渡辺です。

先日のブログで、山崎先生が『数学』について、とても面白い記事を書かれていました。
今回はそれに乗っかり、『理科』について少しお話しさせていただきます。

小学生から中学生になると、理科に対して「好き」「大切」「分かる」「役に立つ」というポジティブな印象を持つ生徒は減少します。(*)
皆さんはいかがでしょうか?

『理科』を嫌いだという人の大半は、「将来の役に立たないから勉強する気になれない」「理科の知識ほど無駄なものはない」というような意見を持っているといいます。本当にそうでしょうか?

なぜ理科を学ぶのか、様々な理由があると思います。私が思う理由は、「生きていくため」です。この言葉には、2つの意味があります。

1つ目は、「私たちがいるこの世界に対する理解を深めることで、有利に生存していくため」という意味です。こう書くと、なんだか難しく感じてしまいますね。
例えば、
活断層や台風のしくみを理解していれば、ある程度それらに備えることができます。
体内の各器官がどのような役割を持っているか理解していれば、体の不調を察知しやすくなるかもしれません。
もし災害が発生して、長期間ライフラインが途絶えたとしても、なぜモノは燃えるのか、電気をどうやって作るのか知っていれば、もしかすると生き残ることができるかもしれません。
このようなことが起きる可能性は低いですが、もしそうなったとき、必要なのは理科の知識です。

2つ目は、「社会に出て、だまされないため」という意味です。
学校では、先生がいろいろなことを教えてくれますし、お家では保護者の方が皆さんのことをしっかり守ってくれています。
ところが大学生や社会人になり、一人暮らしや仕事をはじめると、「科学」の仮面を被った「疑似科学」というウソが、隙あらば皆さんをだまそうと待ち構えています。
理科をきちんと勉強していれば、
ペットボトルに入った水素水に高いお金を払うこともないでしょうし、
病気の治療以外で、血液を抜いて体に戻す美容法にハマることもないでしょうし、
無からエネルギーを生み出す装置に投資をすることもないでしょうし、
血液型うらな、、、
とまぁ、このような疑似科学にだまされず、自分の頭で考えて物事を判断出来るようになります。

過去には、偏差値の高い有名な大学を出ていながら、このような疑似科学の虜になり、人生を棒に振ってしまった人たちがたくさんいます。
自分の身はもちろん、みなさんの大切な人たちの身を守るためにも、理科を勉強していくことが重要なのです。

(*)
平成27年度 全国学力・学習状況調査 報告書 質問紙調査の結果
https://www.nier.go.jp/15chousakekkahoukoku/report/data/qn_02.pdf『数学』って将来の役に立たない学問なの!?

DIC学園 熊本校

電話:0120-598-123

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする