共通テストに向けた中高生の英語力アップ

こんにちは、DIC学園 熊本校の 中西勝己です。

今回は、新しく始まる共通テスト対策(英語学習そのもの)に向けた、中高生へのアドバイスをさせて頂きます。

英文法、単語や熟語、読解、英作文、リスニングに関して、それぞれ、中高生に見られる

典型的な誤った学習法、それに対する改善策を示したいと思います。

【英文法】

  • 4択問題で不正解である選択肢の吟味をせず解いている。

⇒正解である選択肢の説明と同時に、他の選択肢の説明も出来るようにする。

類題に対する正答率が上がりますよ。

  • 空所補充問題で空欄箇所だけの暗記で安心している。

⇒周辺も含め間違えた表現を丸ごと暗唱して書く。表現の丸ごと暗記が望ましい。

  • 整序問題で番号や記号を書くだけにしている。

⇒英文を常に書くことで、英作文の学習も兼ね、効率が良い。

  • 正誤問題で、分からないとすぐに答えを見ている。

⇒粘ることで見抜けなかった箇所への暗記定着が高まる。

【単語・熟語】

  • 一対一対応式の機械的な暗記をしている。

⇒意味の中心部分を把握し、複数の意味を覚えるのが良い。

  • 派生語に対しての意識が低くバラバラに暗記している。

⇒品詞、その形成パターンにも目を向ける

  • 関連語(同義語、反意語)を全く無視し無機的な暗記をしている。

⇒関連語のネットワークを自分で作り、思い出し易くする。

  • 単語を暗記すれば何とか英文が読めると誤解している。

⇒実際の英文に多く触れ定着を図り、語感を磨く努力をする。

5)「これは暗記しなくてもよい」など、単語の自然な暗記を妨げている。

⇒遭遇した英単語を差別なく暗記することで、豊富な語彙力が身に付く。

【読解】

  • 問題演習を多くこなせば、実力がつくと勘違いしている。

⇒英文そのものは読めていますか? 仮に問題が解けても安心してはいけません。

未習得の語句・表現の習得に時間を割くべきです。

  • 指示語を特定する習慣が無い。

⇒文脈理解上、現代文読解同様に、必要不可欠な作業です。必ず実施して下さい。

  • 精読の際に、知っている単語の意味だけから英文内容を類推している。

⇒最優先するのは、「構造把握力」「文脈理解力」です。英文中の語句の意味は、

後で決まります。単語集にある意味などは、あくまでも参考程度です。

  • 何となく速読し、分かったつもりで、本当は真意を正しく理解していない。

⇒無駄な英文など無く、一歩一歩読み進めるような読み方を最初に習得して下さい。

  • ゆっくりとしか読めない為、模試などで時間切れになっている。

⇒時間制限の為、精読の犠牲はある程度避けられません。細部に拘泥し過ぎないで。

【英作文】

  • 基本例文を暗記する努力をしていない為、自信を持って書ける英文が少ない。

⇒ライティング授業での基本文暗唱を実施して下さい。何度も暗唱して最後に書く。

  • 英作文学習を読解、文法と切り離して考えている。

⇒読解で遭遇した気になった表現や文法問題で解いた表現の転用を意識的に行う。

  • 無言でひたすら模範英文を書き写せば英作文が出来るようになると勘違いしている。

⇒「無言」であるのが問題点です。音読することが効率性を高めます。

【リスニング】

  • 正確な発音、アクセントへの意識が低い。

⇒音声CDや動画などを活用し、音読を徹底することが必要です。

  • 英語を聞き流せば自然と力がつくと考えている。

⇒読めない英文をリスニングするのは不可能です。読んですぐに分かる英文量を

増やす努力を。読解済みの英文をプレゼンするつもりで音読して下さい。

  • 問題を解くことに時間を割き過ぎて、聞き取れない英文の原因解明が出来ていない。

⇒ディクテーション(聞き取った英文を書く)に力を入れるべきです。調べれば、

動画でも色々とあります。

以上、日ごろの指導で気づいた点を列挙してみました。参考になればと思います。

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