2020年度大学入学共通テスト対策〜数学編

随分涼しくなりました。皆さん体は動かしてますか?大分校の高山です。

皆さんご存知の通り2020年度大学入試改革においては、数年に渡って文科省と大学入試センター、有識者によって制度改革内容が検討されてきました。また2017年、2018年には2回の試行調査が行われ、その結果を踏まえ当初の改革内容から更に変更が続いている状況です。
生徒はもちろんのこと全国の高校、また教育業界も最終決定を焦れったい気持ちで待っている状態です。
改革内容として現段階での最新の情報を数学に絞ってお伝えすると共に、必要な対策案を考えていきたいと思います。

「数学I」「数学I・数学A」においてはマーク式に加え記述問題が出題される事で試験時間が60分から70分に変更される事には変わりないですが、当初予定されていた記述問題の解答形式はまた新たに変更点が発表されています。
結論としては2回行われた試行調査の結果から、文章書き込み形式の問題はあまりに正答率が低かった為、結果的には数式の書き込みのみ(文章の書き込みは無し)に変更されました。
となれば、結局のところはこれまでのセンター試験と同様の問題形式なのかと捉えられがちですが、記述問題に関係なくマーク式問題自体も出題の傾向はこれまでのセンター試験とは全く違うものとなります。
大学入試センターは作問方針の変更については上記の記述問題の形式のみ決定はしていますが思考力・判断力・表現力を一層重視するという方針は変わっていません。
2019年6月に実施された河合塾が行った大学入学共通テストのトライアル問題や大学入試センター実施の試行調査の問題を解いてみると改めて「知識・技能」から「思考力・判断力・表現力」を問う問題に比重が大きくなっており、明らかにこれまでのセンター試験における問題とは全く違うものだと感じる事でしょう。

日常生活や現代社会における問題を数理的に捉えることができるか。問題の中の図や絵、表を問題文章と絡めて統合的に判断し、それを数学的に処理ができるかどうか、という事です。

ではこのような問題への対応策としては今後どのような学習の仕方が必要となってくるのか。

私のイメージとしては、これまでのセンター試験と比較すると、左脳より右脳、知識より感覚、判断力をより重視する問題となっているように感じます。
普段の生活において身近な問題を例として出題される事が予想されるだけに、普段生活をする上で身の回りの問題1つ1つを数学的に捉える事が出来るよう心がける事はもちろん必要ではありますが、これを実生活の中で実践していくのにも当然限界はあります。
よって対応策として以下の対策をお勧めいたします。
①まずは文章を読む速さ、読解力を上げる事から始める。すなわち国語力です。
②問題中の図やグラフ、表などを参考に問題の骨子を素早く捉える練習を積み重ねる。(参考となる問題集は後ほど)

簡単ではありますが、この2点を徹底する事で対応力は必ず上がると考えられます。

参考に
○「考える力を伸ばす数学 I+A」
(数研出版)
○「はじめての共通テスト対策」
(エデュケーショナルネットワーク)
上記のような問題集をたくさん解き、問題により慣れる事です。他にも2020年度の共通テスト数学対策としての問題集はたくさん出版されています。

情報化社会においては、より多くの情報をより早くキャッチし、より早い対応策を取る事です。現高2生においては、今後も常に新聞やネットを通じて最新の入試情報をチェックし、その都度早い対応をとる事をお勧めします。

我々も早く最終決定事項を入手したいところです。

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