生徒の思い・可能性2

沖縄校の知念です。

今回は先日記載した続編になります。読まれていない方もいらっしゃると思うので・・・。今は先日行われた会議にて、各先生が発表した「これまでに思い出に残った生徒」の中から私が気に入った話をpick upして勝手に書いております。(ちょっと時間が空きすぎました。申し訳ございません)

さて、3番目の話は・・・

この話をした先生が一番多かったのですが、

卒業した生徒からの相談(勉強)の話です。

私たちディック学園には、小学生から浪人生まで生徒数は、ほぼ均等に在籍しております。その為に、小学生から大学受験まで8年、9年とずっと授業を担当させていただく生徒も全く珍しくありません。ただ大学に合格するとほぼ全員卒業(退会)となります。その後も法学の勉強、公務員対策の試験対策で残る生徒もいますが、稀なケースです。

沖縄校の生徒は県外に進学する生徒が多いので、進学するとほとんど疎遠になりますが、それでも勉強の相談や指導を依頼されるケースは結構多く、先生たちも嬉しいそうです。

ピンク服若い女性 アイコン喜ぶ

ケースとしては、医学科受験時に生物・化学を取った生徒が物理を少し聞いてくるケース。公務員試験の解法相談等々、さまざまです。

いくつになっても頼られるのは、嬉しいようです。

次は、私が感じた話になります。

色々な生徒、保護者とお会いしてきました。敗血症の生徒、脊椎の病気で30分と座れない生徒・・・命に関わる病気を持たれている生徒・保護者と何人も話してきました。(病状的に全てに派遣できた訳ではありません)

その中で、ALSの生徒・保護者の話になります。(先天性のもので、正確にはALSとは違う病名だそうですが、同じようなものとの事でした)

お会いしたのは中学2年生の頃だったと思います。最初に保護者に言われたのは、手の力が弱くて少し時間が経つと鉛筆が握れなくなる。その際は、口頭でやり取りするとかして勉強を進めてほしい。から始まりましたが、途中で、病名を告げられました。私も病名や徳田虎雄さん、物理学者のホーキンス博士をテレビで見ていたので、即座にイメージできました。中学校までは、特別支援学校です。勿論そのまま支援学校に進むのが、レールに乗っている感じだと思いますが、彼はどうしても普通高校に行きたいというのがあったようです。

担当してもらう講師には、病名は話さずに、こういった状況なのでこういう風に工夫しましょう、等アイディアを練った授業をしてもらうように話しました。

それから何度かご自宅に伺った際に、本人と時間をとって話す事ができました。

「どうして○○高校に行きたいのか?」

「本当は、普通高校ならどこでも良いんです。ちょっとでもバリアフリーが充実した学校だと助かるんです。僕はもっと勉強したいんです!」

「そっか、どうしてそんなに勉強したいの?何かなりたいのはあるの?」

「僕はこういった病気なので、いつかは動けなくなるけど・・・ただ脳だけは健康なんです。色々考える事もできる、動けなくなってもできる事はたくさんある。その為には一生懸命勉強しときたいんです・・・。」

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