「 2020年 医学部医学科入試カレンダー & 変更点一覧 」できました!

こんにちは。DIC学園 鹿児島校の山下堅司です。

7月上旬は鹿児島豪雨により、JR通学生の多い学校では夢のような5連休になるなど、いろいろありましたが、梅雨も間もなく終わりそうですね。

さて、まずは先月の本ブログで取り上げた「日本一早い!?2020年医学部医学科入試最新情報!」で多くの医学部入試の変更点を御紹介しましたが、最近新たな入試要項も判明しましたので、まずは新たな変更点を御紹介致します。

・徳島大学医学部では、2次試験の数学において、数学A「図形の性質」を追加します。徳島大学の数学といえば、これまで純粋幾何問題は出さないことで有名でしたので、図形が苦手な受験生なら徳島大学は志望先として有力でした。しかし、来年からは初等幾何を絡めた出題が考えられますので、しっかり対策しておきましょう。

・山口大学医学部では、前期定員を60名→55名へ、推薦入試Ⅱの全国枠を7名→5名へ、地域枠を15名→22名へ変更します。地域枠でより多く採りたいようですね。

・東北医科薬科大学医学部では、一般入試1次試験会場に札幌会場を追加します。昨年の大阪会場の追加に続いて、2年連続での会場追加となります。まあしかし、九州の受験生には関係ないですね。

・金沢医科大学医学部では、細かい変更点がいくつもあります。

まず、編入学試験の募集を停止します。これまで編入学試験は、一般入試後期試験と一緒に行っていましたが、編入学試験は募集停止するとのことです。廃止ではないので、いずれ再開するのかもしれませんが。とりあえず今季は行われません。また、特別推薦入学試験(AO入試)の募集定員を27名 → 20名へ削減します。

そして、その一方で卒業生子女入学試験を新規に導入します。東京女子医科大学でも同様の枠がありますが、コネのある方には朗報ですね。

さらに、一般入試前期試験の理科の配点を200点→150点(試験時間も120分→90分)に圧縮します。理科が苦手な人が多いとされる現役生を有利にする計らいでしょうか。

そして、一般入試では補欠の繰り上げ順位を開示します。これまで、金沢医科大学では繰り上げ順位を非公開としていましたので、補欠候補になった方は繰り上げが回ってくる可能性はあるのかないのか、ドキドキされていました。しかし、繰り上げ順位が分かれば合格が回ってくるか否か、察しがつきやすくなると思いますので、受験生にとってよいですね。

その他に、1次試験会場の変更や指定校・指定地域推薦入学試験の指定校が変更されるとのことですが、あまりに細々しているので、これ以上は割愛します。

・埼玉医科大学医学部では、後期センター利用入試を廃止し、これまでの前期センター利用入試とまとめて一本化します。試験内容はこれまでの前期試験と同じとのことです。

・日本医科大学医学部では、AO入試を新規に実施することが発表されました。AO入試といえども、試験内容は実質、5教科7科目型のセンター利用入試となります。第1選考内容は、センター試験5教科7科目900点満点+書類審査(志望理由書+調査書)で、2次試験で小論文+面接となります。2次試験日が3月10日と、遅い時期にありますので、国公立医学部受験生の滑り止めとして機能しそうです。

・東京女子医科大学医学部では、公募制の一般推薦入試(募集人員20名)において、1浪生まで出願可能とします。これまで出願資格は現役生のみだったわけですが、1浪生も参入できることで競争倍率は上がりそうですね。

また、これまで若干名だった卒業生・校友子女枠が『至誠と愛の推薦入試』という名称に変わり、募集定員が約7名へと増えます。一方で、指定校推薦入試を『選抜方式の推薦入試』に変更し、募集定員を15名 → 8名へと減らします。この『選抜方式の推薦入試』では、従来の小論文+個人面接に加え、適性試験と小グループ討論も追加されるとのことです。コネのある方は、『至誠と愛の推薦入試』も活用したいところですね。

・聖マリアンナ医科大学医学部では、神奈川県地域特別枠推薦入試(募集定員5名)を導入します。一方で、一般入試の募集定員は85名 → 80名となります。そしてこの推薦入試は、一般公募制のものもありますが、いずれも試験内容は適性検査(面接時の参考)、基礎学力試験(英語)150点、基礎学力試験(自然科学総合問題)200点、小論文100点、個人面接Ⅰ100点、個人面接Ⅱ100点となっています。

また、一般入試2次試験において、小論文を100点 → 50点へ、面接点を100点 →150点に変更します。

これで聖マリアンナ医科大学は、全国の医学部の中で最も面接比重の高い医学部となります。受験生の方は面接でアピールできる材料もしっかり準備しておきましょう。

・大阪医科大学医学部では、国際研究医枠を廃止します。

・福岡大学医学部では、一般入試の定員を70名 → 60名へ、推薦入試(一般枠)を20名 → 23名へ、附属校指定推薦枠を7名とします。これまでも福岡大学附属大濠高校から毎年数名の指定校推薦入学者はいましたが、今回7名と明記され、推薦入試(一般枠)も3名増となりました。一般入試の競争率は少し上がりそうですね。

以上が2020年入試の変更点でした。

そして、次は高校2年生以下への新情報となりますが、再来年の久留米大学医学部では、出題範囲において、数学では数学B「確率分布と統計的な推測」を、物理では「原子分野」を追加することが判明しました。

物理の「原子分野」については、他大学医学部では出題されていますし、学校でも学習するでしょうから、大きな変更とは言えません(別の見方をすれば、原子物理が苦手な方は2020年入試までなら久留米大はチャンスです。)が、数学B「確率分布と統計的な推測」から出題する大学はかなり少ないので、高校2年生以下の方は久留米大学医学部受験を考えるなら、「数列」と「ベクトル」ができるだけで満足しないように注意しましょう。

以上になりますが、これまでの変更点を振り返ってみると、推薦入試に関する変更点も目立ちますね。

昨年度は、私が担当していた受験生の中にも、模試ではかなり厳しい判定をもらっていて、一般入試で突破するには難しい成績ではありましたが、推薦入試で見事、医学部現役合格を果たされた方がいらっしゃいました。

一般入試の定員が減少傾向にありますので、医学部受験生の方は少しでも早い時期に、そして何よりも受験機会と合格率を増大させるために、推薦入試も利用できるものなら利用したいものですね。

そしていよいよ本題に入りますが、毎年好評を頂いている「医学部医学科入試カレンダー&変更点一覧」がついに完成しました!

表面に全医学部の入試日を記載し、裏面にはこれまでのブログで紹介した全国の医学部入試の変更点を一覧でまとめてあります。

受験校を決める際、考慮しなくてはならないのが、入試日程です。入試日程の一覧を見て頂ければお分かりかと思いますが、来年も多くの大学が重複する日が存在します。

特に1月の最終週~2月の1週目はピークです。2月1日は1次と2次を合わせて計9校が重複します。前年度なら「A大学、B大学、C大学と、自分の好きな3校が受けられたのに、来年は重複のためどこか一校しか受けられない!他の日程で滑り止めを受けないと!」となることも十分ありえます。

そこで、2020年の医学部受験校選定のために、是非このカレンダーを活用して頂きたいと思い、お問い合わせを頂いた方には、事務局を通して無料で差し上げたいと思います。

夏休みは受験予定校の過去問題にも1年分くらいは取り組んでおきたい所です。早めに受験候補校を選定し、対策に着手できるといいですね!

医学部志望の皆さん、DIC学園には医学部入試に精通しているチューターが各校舎にいます。もし、分からないことがありましたら、是非DIC学園各校舎にお問い合わせください。

プロ家庭教師のDIC学園

℡:0120-598-123

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