「意外な意味を持つ医系英単語」

こんにちは。大分校の古城です。今日は意外な意味を持つ医系英単語を皆さんにご紹介したいと思います。

まず、医系英単語に限定せずに考えてみると、有名なところでは、stand(立つ)=我慢する、last(最後の)=続くといったものがありますよね。もう少し難しめのものとしては、spirit(精神・霊魂)=お酒、will(未来や意志をあらわす助動詞)=遺書、well(「健康な」という形容詞や「上手に」という副詞)=井戸というものでしょうか。まだまだあります。fine(すばらしい)=罰金、mean(意味する)=意地の悪いなど。キリがない状況です。

(品詞が違えば違った単語になるのでは?というご指摘をいただきそうです。辞書にも別個の単語として並んでいます。ただ、ここでは、他の品詞があることを知らずに間違った訳をしてしまうということに喚起を促す趣旨で、便宜上、「意外な意味を持つ」という表現をさせていただきます。ご了承ください)

それでは、医系英単語で意外な意味を持つものの一部ををリストアップしてみましょう。英単語、(一般的な意味)、意外な意味の順で書いてみたいと思います。

最初は医療ドラマで救急患者が搬送されて来るシーンでよく耳にする単語から。
・vital (極めて重要な、活力のある) ➡️ 生命維持に絶対必要な器官(心臓・肺・腸・脳など)
ERに搬送されながら「活力がある」のはおかしいですよね。

ここからは真面目な話です。
・conservative (保守的な) ➡️ conservative therapyで保存療法。なお、conservative therapyは姑息(こそく)的療法と訳すこともあります。姑息?姑息って、卑怯(ひきょう)という意味では?と思われた方。実は姑息の元々の意味は「その場だけの間に合わせ」なんです。たしか、ドラマ「白い巨塔」の中でも、唐沢寿明扮する財前教授が手術開始に際し、『これより○○○の姑息的xxx術を始める』ってシーンがあったような気がします。(ちょっとあやふやな記憶ですが)

これと逆なのが
・radical (急進的な)➡️ radical treatmentで根治治療です。

出産に関係する単語には意外な意味を持つ英単語が数多くあります。
・conception (概念) ➡️ 妊娠・受胎
・labor (労働) ➡️ labor painで陣痛
・delivery (配達) ➡️ 分娩、出産
・arrival (到着) ➡️ 出生・新生児 (口語)
・fertile (肥沃な) ➡️ 子を多く産む、繁殖力のある

びろうな話ですが、生きていくためには欠かせません。
・passage (通路) ➡️ 便通
・motion/movement (動き) ➡️ 便通、排泄物

体の部位としては
・vessel (容器・船) ➡️ 脈管、blood vessel で血管
・pupil (生徒) ➡️ 瞳孔

そして最後は
・remain (後に残る、ままである) ➡️ 遺体 亡骸

まだまだあります。医学部以外の受験にも役に立つものが多いと思います。調べてみると結構面白いですよ。一度取り組んでみられてはどうでしょうか。

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