平成30年度福岡県公立高校入試問題理科 解析と対策

皆さん、こんにちは!久留米校の峰松です。先日、福岡県公立高校入試実施要綱が発表されましたね。入試問題の対策は任せてください。

【解析】

平成30年度も、例年通り大問は8題、生物、地学、化学、物理の各分野から2題ずつの出題でした。小問は全部で43題、うち記述問題12題(配点18点)作図グラフ問題3題、計算問題3題、用語記述問題11題、記号で答える問題15題でした。

内容は表のように、記述問題が多く、計算問題が少ない傾向です。難易度は、用語問題は基本問題が多いが、完答が多いので確実な知識が要求されます。記述問題では、ワークの記述練習問題のようなパターン的な基本問題が5~6割、やや難しい、答え方を考えないといけない問題が4~5割出題されます。実験問題では、実験操作およびその理由、実験上の注意とその理由、実験器具の使い方などは頻出。計算問題は基本問題が出題されることが多いです。

全般的には、基本から標準的な問題が多く、難問はほとんど出題されませんが、完答必須が多いので、知識が確実でないと点数が伸びにくいです。

【対策】

低学年の方は、公立高校には記述問題が3~4割も出題されることを覚悟して、定期テスト時には用語だけでなく記述問題もしっかり勉強しましょう。理解して暗記するにこしたことはないですが、最後の手段は基本的に理科は暗記です。

受験生の方も、定期テストがありますから、定期テストは記述問題までとれるよう頑張りましょう。夏休みや二学期には、通常の問題以外に、用語や基本的な記述問題を暗記していきましょう。(記述問題がないなら、このブログで2月、3月に出した記述問題予想を使い、習った単元を少し練習しましょう。記述問題も基本的には暗記です。ただし、読んで暗記してもいいですが、覚えたら、自分でテストして覚えたかどうか確認するのが大切です。

冬休みからは、通常の入試対策問題集や私立高の入試問題で実力を高めていき、2月には、出題されることが予想される問題から優先的にしっかり勉強していきましょう。頑張ってください。

【予想問題】

今回は、生物分野だけ公開します。過去問は5年分はしっかり解いてください。その上で、中1では、タンポポ、アブラナ、マツの花のつくりと違いに関する問題。シダ、コケに関する問題、オオカナダモの光合成の実験問題、中2では、消化、呼吸(細胞の呼吸も含む)、神経、中3では、遺伝、花粉管の観察、無性生殖と有性生殖を2月には優先的に勉強してください。

平成30年度出題内容

第1問出題内容 第2問出題内容

生物分野

1.蒸散に関する問題(中1)

〇油で水面を覆う理由

◇蒸散量の違いを実験から比較(※)

◎その蒸散量の違いから分かること。

□道管を塗りつぶす。および用語(※)

2.動物の分類に関する問題(中2)

△メダカ、カエルの呼吸のしかた。(※)

◎鳥類とは虫類を何によって分類するか。

△相同器官と進化

地学分野

5.地層に関する問題 (中1)

〇火山灰の層からわかること。

△石灰岩と塩酸の反応(CO

◇地層から隆起と沈降の見分ける方法(※)

◇柱状図と等高線から地下の地層の傾きを類推する手順の問題(※)

6.天体 太陽の動き(透明半球)に関する問題(中3)

◎透明半球に太陽の位置を記入する方法。

△冬至の日の太陽の位置

●透明半球の記録から昼の長さの計算

夏至と冬至の日の昼の長さの違い。

〇昼の長さが季節によって違う理由。

化学分野

3.酸化銀の分解に関する問題(中2)

〇最初に集めた気体を無視する理由。

〇金属かどうか確かめる実験方法。

△分解、化合物

△酸化銀の化学反応式(※)

4.化学電池に関する問題(中3)

◇化学電池の条件(選択※)

◇化学電池の化学変化(水素の発生など※)

◇木炭とアルミ箔の電池の正極と負極

物理分野

7.磁界(フレミングの左手に関する問題)(中2)

〇コイルの動きを逆向きにする方法。

●抵抗の計算(電流計の読み方も含む)

◇電流が大きくなる順(1本、直列、並列)

△この原理を利用していて、発電機にもなる器具(電磁誘導という用語も含む)(※)

8.力のつり合い、力学的エネルギー(中3)に関する問題

□斜面上の物体を静止させるための力の図示

□球の高さと木片が動いた距離のグラフの作成

●木片が動いた距離と球の重さがわかっているとき、高さを出す問題。

◎斜面の傾きを大きくした場合の斜面降りるまでの時間と最下点での速さはどうなるか。(※)

〇…記述問題(基本または頻出)、◎…記述問題(やや難または難)。 ●…計算問題。

△…用語問題など。 ◇…実験観察問題。 □…作図、グラフ問題  ※…完答問題。

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