数学の“九九”

皆さんこんにちは。テニスを習い始めようか迷っている久留米校の蓮尾です。

数学という科目については次のようによく言われることがあります。

「数学は積み重ねの科目である。階段を1段1段登るかの如く勉強しなければならない。」

これはどういうことを意図した言葉なのか、算数を例にして説明したいと思います。

算数では、かけ算の九九を習った後、次に2けたx2けたのかけ算を習います。そして、さらに進むと小数や分数の計算(通分、約分など)を習います。

かけ算の九九が苦手な方にとっては、2けた同士のかけ算や小数・分数の計算などの、九九より後に勉強する単元も苦手になってしまいます。これは数学についても同様です。つまり算数や数学という科目は、1つの単元の出来不出来がそれ以降の単元の出来に非常に大きな影響を与える科目だと言えます。

もちろん他の科目がそうではないという訳ではないですし、あくまで私の経験に基づいた実感なのですが、算数・数学がその特徴が顕著に表れていると思います。このことは高校生を指導していて日々実感しています。

ここで1つ具体例を挙げてみたいと思います。

とある生徒様なのですが、数ⅡBの単元「微分積分」を指導していた時のことです。

『3次関数の増減を調べよ』という問題の演習中、関数の微分はスラスラ出来る。その次の手順は、微分して得られた導関数を因数分解して極値をとるxの値を求めるのですが、そこで突然手が止まってしまったのです。その生徒は何ができなかったのかというと、因数分解が出来なかったのです。そのために、新単元である微分の解き方は分かっているのに答えにたどり着くことができなかったのです。

この例に出てきた「因数分解」、他に「式の展開」「平方根の計算」「2次方程式」

「2次関数の平方完成」、これらが私の思う数学の“九九”です。

これらは、高校数学のどの単元においても途中計算の中に出てきます。これらの計算がしっかりと身についていなければ、解き方は分かっていても答えを導くための計算で行き詰ってしまいます。これは非常にもったいないことです。記述式の試験ならば部分点を期待できますが、マーク式や答えのみの試験ですと0点になってしまいます。

よって、私が上に述べた数学の“九九”にあたる単元をしっかりと勉強してほしいと思います。中学生の皆さんはこれらの単元だけでもマスターできるように意識してください。数学が伸び悩んでいる、苦手に感じている高校生の皆さんは、今一度これらの単元が本当に定着しているか復習することをおすすめします。

たかが九九、されど九九。計算を制する者は数学を制する。

数学の“九九”をマスターして、数学を得意に、そして好きになりましょう。

目標に向かって頑張る皆さんを我々プロ家庭教師が全力でサポートします。

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