相手に思いを伝えるということ

こんにちは。先日、健康を意識するあまり、某スポーツアミューズメント施設で夜中まではしゃぎ過ぎてしまった…久留米校の高田です。

さて、2020年度の大学入試変革に向かい、日々新しい情報が入ってきております。文部科学省は「大学入学共通テスト」に関して、『学力の3要素』というものをあげてます。

『学力の3要素』
1. 知識・技能
2. 思考力・判断力・表現力
3. 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度

これらをどのように身につけ、どうテストで測るのか、なかなか難しいところだと思われます。

そこで、今回は、特に表現力について考えてみたいと思います。
表現力とは…
( 芸術的な面も含まれますが )自分の考えや意見を相手に分かりやすく伝えることとあります。

「自分の思いを相手に分かりやすく伝える」

これが苦手だという生徒さん…結構多いですね。
例えば、学校であったことを話したい気持ちは十分あるのに、うまく伝えきれず、こちらの反応を待つしかない…というような場面。そんな時は、こちらから「それは〜ということよね?」と促してやっと会話が成立するといった感じです。
説明が苦手なのは、語彙力の低さも一つですが、普段友達との会話の中ではそれで事足りており、それ以上の説明力が必要とされてない場合が多いからなのかもしれません。
このような力は、すぐに身につくものではないからこそ、日々読書や会話を通して、日頃から自分の言葉で説明する習慣をつけることが大切です。

では、ここで説明力を試してみましょう。以下の問題について考えてみてください。

「あなたにはこれまで3年間真剣なお付き合いをしてきて、来年くらいに結婚の約束をしている彼ないしは彼女がいるとします。ところが2ヶ月前にふとしたことで知り合った別の人が好きになってしまい、今付き合っている人と別れる決心をしました。600字以内でお別れの手紙を書いてください。」(60分)

これは、2014年度の愛知医科大学で実際に出題された小論文の入試問題です。ということは、高校生(もしくは浪人生)が取り組んだ問題ということになります。

入試問題にしては珍しい問題ではありますが、医師として必要なことを問われていると考えるとなかなか面白い問題だと思います。
医師になると、病気や治療について患者さんに分かりやすく伝える必要があります。また時には、患者さんにとってつらいことも伝えなければならないでしょう。その際、患者さんに寄りそい、相手のことを考えて話すことが大切となるので、言葉選び、話し方には十分気をつけなければならないはずです。そう考えると、この手紙では、語彙力、説明力だけでなく、相手を納得させるような説得力も必要とされているように感じます。つまり、表現力には説明力、説得力も必要なのかもしれません。

言葉一つ、話し方、伝え方一つで、相手への伝わり方は変わってきます。私たち家庭教師は、日々生徒と向き合い、その子のことを想い、よい声がけを心がけ、本気で伝える授業をさせて頂いております。

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