世界に通用する子供の育て方

大分校、東野です。大分校にはフットサルチームがあります。参加者募集中です。

時代は英語教育ブームです。幼少期から英会話教室に入れたり、早くから英検を受けさせたりと、早期からの英語教育に力を入れる親御さんが増えています。私たちDIC学園でも今年度からレゴブロックと英会話をコラボさせた新しい取り組みをしていて、この流れはなかなか変わりそうにありません。私自身、家庭教師という仕事をする中でも、1歳になる息子の子育ての中でも、それはひしひしと感じます。特に息子のママ友たちの英語教育への興味は極めて高く、まだおしゃべりのできない自分の子どもたちが遊ぶのを見守りながら、子どもの将来の英語習得を真剣に話す姿には正直驚かされます。


しかし、その中で見落としているものがあるのではないかとも思うこともあります。
先月、家族で台湾旅行に行きました。旅の道中、1歳の息子は観光地には目もくれず、目ざとく公園や遊具を見つけるたびに猛ダッシュして遊ぶ、その繰り返しの4日間でした。その中で、いろんな国、いろんな人種の、いろんな言語の子どもたちと出会った私の息子。まだ意味のある言葉を発せない息子は、アーアー、ウーウーと周りの子ども達とコミュニケーション。大人にはわからないけれど、子ども同士は何か繋がったように微笑んで楽しそうに遊ぶ姿は、相手の親と英語で話すのに四苦八苦する私にはとてもたくましくて、そのバイタリティに圧倒されてしまいました。しかしそれと同時に感じたのは、息子が言葉をちゃんと話せるようになった時、このたくましさやバイタリティを残せるのかという一抹の不安でした。


世界に通用する子どもの育て方。本稿のテーマはとても大きいですが、あえて答えを探すなら、私が台湾で感じた一抹の不安に答えることではないでしょうか。言語という意思疎通のスキルを身につけることで、「正しい言葉で話さないといけない」、そう考えてしまって萎縮することが私の不安の正体な気がします。実際に家庭教師として子どもに「正しい」英語を教える中で、正しい英語の裏にある「正しい英語でなければならない」と恐れ、それによって失われがちな積極性をどう担保するのか。プロとして英語教育に携わる上で最も悩ましいところです。
結論はなかなか簡単に出せない難しい問題ですが、そのヒントになりそうな言葉に先日出会いました。

「知性とは知的な開発教育ではなく、そのベースには感性があり好奇心がある」

英会話や英検合格のスキルは否定しませんし、必要です。ただもっと大切なのは正しい英語の根っこにあるであろう、感性と好奇心の伸長ではないでしょうか。そして、その根は間違いなく世界に通用する子どもの方へと繋がっていると、私は信じています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする