本当の国語力のために!

こんにちは。久留米校の牛島です。

国語が苦手なお子様の中には、文章を読んでも内容がさっぱり頭に入ってこないという悩みを持つ人も少なくないのではないでしょうか。

文章の内容を把握できない原因はいくつかあると思いますが、原因の一つとして語彙力が不足していることが挙げられます。言葉そのものの意味を理解できていないため、文章の意味が分からないというわけです。今回は、現代文の文章で頻出の「相対的」という言葉を例に語彙力の増やし方についてお話します。

①辞書で調べる。

語彙力を増やすために、最も効果的な方法は辞書をひくことです。意味が分からない言葉に出会ったら、とにかく辞書をひくように努めましょう。

今回は、様々な辞書で「相対的」という言葉を調べてみました。

相対的とは…

・物事が他との比較において、そうであるさま。(広辞苑)

・物事が自立的にでなく、必ず他との関係・対立・相関などの上で存在するようす。常に他のあるものと関係し、他のあるものとの比較においてのみ規定されるようす。(学研国語大辞典)

・物事が他との関係や比較の上に成り立つさま。(明鏡国語辞典)

どうでしょうか?「相対的」の意味が理解できましたか?辞書をひいてみれば意味がピンとくる場合も多いのですが、「相対的」という言葉は辞書的な意味だけでは理解しづらいかもしれません。そこで様々な手段で「相対的」を理解していきます。

②対義語を調べる。

「相対的」を辞書で調べてみると、対義語が「絶対的」と出ています。そこで、今度は「絶対的」を調べてみます。

絶対的とは…

・何物とも比較したり置き換えたりできず、また、他からどんな制約もうけないさま。(広辞苑)

・唯一無二で、他の何ものとも比較したり同等のものとして並立したりできないようす。また、どんな制約や条件もうけつけないようす。(学研国語大辞典)

・他に比較するものがなく、それ自体で何ものにも制約されない価値をもっているさま。(明鏡国語辞典)

③自分の言葉で捉えなおす。

ある程度調べてみて何となく「相対的」の意味が分かってきたら、「相対的」という言葉を自分の言葉で捉えなおしてみてください。

例えば、「相対的とは、物事を唯一のものとして絶対的に捉えるのではなく、他のものと比較して捉えること。」という風に、自分なりに意味を落とし込むことが重要です。

④文章の中で解釈してみる。

文章の中で「子供は、成長とともに親を相対化する。」という文章があったとします。

これを解釈してみると、小さな子供にとって親は唯一無二の存在で親は絶対的なものですが、成長するにしたがって、子供の視野が広がり、友人、先生など様々な価値判断基準を獲得することで、親の存在をそれらの様々な関係の中のひとつとしてとらえるようになる、と解釈できます。

このように、国語の文章の中には意味を捉えにくいものもあります。語彙力を獲得するには、誰かに意味を説明してもらうことも有効な手段ですね。

国語の読解にお困りのお子様はぜひ一度、プロの家庭教師の授業を受けてみてくださいね。

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