漢字が苦手なお子様へ送る漢字の暗記法

こんにちは。久留米校の原口です。

小学校では、宿題として最低でも漢字ノート1ページ分の漢字を書かされる場合が多いようです。

漢字が苦手なお子様は、大量に漢字を書くことを苦痛に思うことが少なくありません。嫌いな漢字を毎日大量に書かされることによって、ますます漢字を嫌いになってしまいます。

また、同じ漢字を何回書いても覚えられないというのも漢字が苦手なお子様にありがちな悩みだと思います。

実は、たくさん書いたからといって覚えられるわけではないのです。

もちろん、漢字の形や意味を意識しながら正確に丁寧に、一字一字を覚えるつもりで書けばたくさん書くほど覚えられると思います。

しかし、漢字が苦手なお子様は

・ノートのマス目を埋めることだけが目的になっている。
・覚えるつもりで書いていない。
・間違って覚えてしまう。

という風に取り組み方に問題がある場合が多いのです。特に、一度覚えたことを忘れるのは簡単ではないので、間違って覚えてしまうと大変厄介な状況になってしまいます。

そこで、漢字の苦手なお子様にお勧めする漢字の暗記法をお教えします。
慣れてきたら一人でやらせてもいいですが、慣れるまでは大人の方がついて一緒に進めていった方が効果的です。

(1) 漢字についてよく知る。
漢字を意味のない記号として覚えるのは大変ですし、苦痛です。漢字にはそれぞれ意味があるので、お子様に漢字を書いてもらう前に、漢字の意味や使い方を教えて理解してもらいます。また、とめ・はね・はらいなどの形の上での注意点や今まで習った漢字との類似点、相違点を伝えます。

(2) 正しく丁寧に1回書く。
先ほど説明した漢字の字形を意識するために、正しく、丁寧に、大きく1回書いてもらいます。丁寧に、大きく書いてもらうことで印象に残るようにします。

状況に応じて3~5個の漢字を1セットにして覚えていきます。

(3) テストで書けるように覚える。
これから3つの漢字のテストをすることを伝え、テストで書ければ書く回数は何回でもいいと伝えて覚えてもらいます。

何回書いて練習してもいいですが、意味なく何回も書くようなやり方はやってはいけません。2、3回書いてみたら、自分の書いた字をよく見て形を覚えます。覚えたと思ったら、もう一度書いてみます。自分で覚える際にも、インプットとアウトプットを繰り返しながら覚えるといいです。

ポイントは、テストでアウトプットするためにインプットするということです。何度も書いて、ただ漠然と覚えた気になっただけでは頭に入りません。

(4) テストする。
3つの漢字を一度にすべて書けるまでテストを繰り返します。

(5) 漢字テストの前にもう一度繰り返す
上記の覚え方で漢字を覚えても、実は1週間もすると忘れてしまいます。まずはこのことを覚えておいてください。一度覚えたことをすぐに忘れてしまうのは記憶の仕組み上、仕方のないことです。2、3日ごとに覚えた漢字を復習していけばいいのですが、漢字の嫌いなお子様にそれを求めるのも酷でしょう。

そこで、私のお勧めは、新しい漢字を習うたびに一度上記の方法で覚え、学校で漢字テストがあるタイミングでもう一度復習して覚えなおすということです。一度覚えているので再度覚える場合にかかる時間が少なくて済みますし、繰り返すことで記憶に定着しやすくなります。やり方は基本的に上記の方法を繰り返しますが、3つずつ覚えていた場合は5つずつなど一度に覚える量を増やしてもいいと思います。

そして、重要なのは学校のテストで高得点を取って自信をつけることです。書ける漢字が増え、漢字の意味が分かるようになってくると、だんだんと漢字が好きになってきます。

今回は、漢字が苦手なお子様へ漢字の暗記法をお伝えさせていただきました。ご家庭で実践するのが難しい場合は是非、家庭教師にお任せください。

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